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砂山典子氏とボランティアパフォーマーのMLでのやりとりからの抜粋です。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++ From: ヅ ART LAB OVA Date: 2006年6月7日(水) 午前1時42分 Subject: 「セックスボランティア」 <とにかく、1時間ただ座っている状態が大変みたいです。 平日の午前となれば、お客さんも少なく、手持ち無沙汰になるかもしれません。 本をもってきて読むことも可能です。 飴などを口に含んでいても構いません。 保ってほしいのは、「気品」だけです。 (砂山典子からボランティアパフォーマーへメッセージより)> 以前、明華さんが、ライブインスタレーション中に、上野千鶴子著「スカートの下の劇場」をもってゆくということを書いてくれました。 「さて、わたしは、どうするかな」 と、考えたときに、借りたままになっていて、いまだ読めていない 河合香織 著「セックスボランティア」にしようかと思っています。 オーバの周辺には、しょうがいのある人も多く、以前から、しょうがいのある人と性を通じて、自分たちの性について考察する機会は多くありました。 なので、もちろん、横浜美術館「ノンセクト・ラディカル」展でのビデオ作品「木村さん」についても、鑑賞したことはありませんが、関心はもっていました。 でも、まったく不思議なことに、今年1月、はじめて、砂山氏に出会い、このむせかる世界について聞いたときには、まったく、彼女と「木村さん」そして、この作品と「木村さん」とのことは知らずに、関わりはじめたので、その結果、展示会場が偶然にもその横浜美術館に決定し、この作品にそのような意味もあったことに、「なにか」を感じざるをえません。 映画などで、よく夏休みに子どもが、木の上に上って、本を読むような姿がありますが、たしかに、二段ベッドや階段の上で、本を読むと不思議と心が落着きます。 赤いドレスを身にまとい、2メートルの高さの椅子に座って、気品を保ちながら、本を読む、、、 果たして、スカートの中を気にせず、読むことができるのかどうかはわかりませんが、とにかく、形だけは、作って整えておこうかと思っています。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ From: 明華 Date: 2006年6月9日(金) 午後1時11分 Subject: 「セックスボランティア」 ヅさん、「セックスボランティア」、私医療従事者なのでとても興味あります。 医療は性的事項については完全に封印していますから。 それに昔、友達が高校の教師を始めたばかりの頃、 障害者であった生徒のトイレ介助をしながら奉仕しなければいけない状況になってしまい、それに対してひどく悩んでいた事がありました。 私もまだそれに対して友人にどう言ってあげればいいのか解らず 混沌としたものだけが残り、今に至っています。 その本の話や、今回のイベントに参加できることになり、 まだまだ考えなければいけないんだと言われているようで、 最近良く思い出します。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ From: 砂山典子 Date: 2006年6月12日(月) 午後2時00分 Subject: 「セックスボランティア」 明華さんの「セックスボランティア」の話の中から、 「医療は性的事項については完全に封印」というところに、ひっかかりました。 医療の現場だけではなく、「性」に関してのタブーは、そこかしこにあると思います。 表現活動の中でさえ、自己他者ともに検閲してる部分があります。 すばらしいハーブリッツの男性ヌード写真集、輸入するときに税関でチェックされ、美しい股間がスクラッチされて台無しになった本を友人から見せてもらって愕然とした事があります。 関連話で、美術家・高嶺格氏の作品「木村さん」1級脳性麻痺障害者の木村さんの介護を通して、「性」について「生きる」について「タブー」についてなど考えさせられ映像作品があります。 http://www.realtokyo.co.jp/japanese/column/ozaki93.htm 上記サイトをチェックしてみてください。 この、木村さんの介護を、私もしていた時期があります。 当時「性的介護」は実現していないのですが、金銭が絡めば、あり得る話だと思っていました。 *私は[SEX WORKER]として、[SEX] はサービス業として成り立つと考えています。 *[SEX WORKER]のカテゴリーは広く、「性を売っていると思われる仕事」は全てで、風俗嬢だけではなく絵画やグラビアモデル、ホステス、ショーダンサー、アーティストなども含んでいます。 「性行為」は癒しにもなり得ますので、「医療効果」はあるんだけどね? 反対に、「ストレス」にもなるし、サジ加減でいかようにも。でしょうか。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ From: 明華 Date: 2006年6月12日(月) 午後7時41分 Subject: 「セックスボランティア」 >医療の現場だけではなく、「性」に関してのタブーは、そこかしこにあると思いま す。 勿論そうです。 私が通っていた大学では信じがたい事に男女交際禁止で、兄は当時付き合っていた彼 女と旅行に行き、事実上退学となりました。 兄だけではなく、そんな事が幾度となく繰り返されていたのです、家庭を持った人々 によって。 私が医療現場に限定してお話したのは、医療という自然科学と倫理中心の(何を持っ て倫理なのか言及できませんが)看護によってケアとキュアが確立されている筈の現場に、性的事 項のみが黒い布に被せられているからです。 スナッチさんの言われるように、それもーつの癒しの方法であるべき選択が全く持っ てないのです。 誰も触れない、話そうともしない、まるでもともと存在していないもののように 当たり前に医療は日進月歩しているのです。 それはタブーというより、それは存在の無視と言ったほうが正しいのかもしれませ ん。 そのため、患者を性的行為(というのが正しい表現じゃないかもしれない)による癒 しの可能性が知りたい。 そう思うのです。 ■■むせかえる世界基金■■ 伝説の赤いドレスを目覚めさせ、作家の故郷である横浜に甦らせるために「むせかえる世界基金」を設立いたしました。 ボランティア参加やご寄付など、皆様のご支援、ご協力をお待ちしております。 *ボランティア参加は閉め切りました。 寄付はまだ募集していますので、よろしくお願いします。 -幻のドレスとフレンチビデオアートetc.でむせかえる横浜美術館-■■"un musee parfume": A SULTRY WORLD■■ ■■むせかえる世界基金■■Fund for "A SULTRY WORLD"■■ ・お申し込み/お問い合わせ ■むせかえる世界基金事務局 〒231-0062横浜市中区桜木町3-13大島ビル5FART LAB OVA内 E-mail:musekaeru@excite.co.jp BLOG:http://musekaeru.exblog.jp/ MIXIコミュ<むせかえる世界基金>もあります 関連リンク: □横浜美術館 □横浜フランス月間・2006
by musekaeru
| 2006-06-14 22:10
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