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むせかえる世界基金参加者限定のメーリングリストからの抜粋です。 *基本は、砂山典子と事務局とボランティアパフォーマーの事務連絡用のものですが、活発なやりとりもあるので、寄付者にも公開しています。 Subjectは、「男性パフォーマー」についてその2です。 +++++++++++++++++++++++++++++ From: ヅ ART LAB OVA Date: 2006年6月11日(日) 午後3時30分 Subject: 男性パフォーマー > ドレス着てる男性がそこにいてちょっと入りづらいけど、おずおず入るくらいのほう が > 私はこの作品が性暴力をテーマにしてるという点でも > 面白みがあるように感じます。 もう少し具体的にはどんな風に面白みを感じますか? > 私自身もあんまり作りこんだお化粧はしない予定で それ、ポイントですよね。 男性が男性のまま参加すること、自分が自分らしく参加すること。 でも、この作品に合った、気品を保つこと。 +++++++++++++++++++++++++++++ From: えり Date: 2006年6月11日(日) 午後7時40分 Subject: 質問のこたえ 日常では初対面の人のスカートの下にもぐっていくことってないわけで だから素通りしていくお客さんがいるのは当然のことかもしれません。 ここでは美術館でインスタレーションであるというお約束があるから 初対面の人でも入っていける。 ストレートの男性が女性のスカートのしたにはいるというのは ファンタジーとしてあるし、「生き恥ドレス」のサイト(女装子さんたちのサイト)にも行って見ましたけど http://aiueo.artin.nu/minibbs.cgi スカートの下にもぐるのは、(男の)ロマンとかいってて、 そういう思考回路の人にとっては、悪くいえばめっけもんの作品です。 ゴスロリ赤ドレスに萌え〜、生パンツに萌え〜みたいな。 そういう人はすんなりはいってくると思います。 こういう観客に対して、自分のセクシャルな部分を誇示しつつ でも、さわっていいってわけじゃないのよとコントロールする側にいるのが スカートをはいている人だと、スナッチさんはおっしゃっていたような気がします。 いやだったら、はしごに立ってしまえばいいわけですから。 そういうわけで萌えラーは一方的にイメージを搾取していってしまうことは ないと思うんです。性暴力においては、スカートに入ってくる人(加害者)が コントロールする側なので、立場は逆ですよね。 男性のスカートの下にもぐることって、ストレートの男性にとっては 日常生活ではないことだし、ぜひやってほしいなと感じたのは ヅルさんがゲイポルノの映画館で、ノンケの友人さんが 男の欲望に満ち満ちた視線を感じて、怖かったっておっしゃってたでしょう。 それと似ていて、 ストレートの男性がなぜすんなり女性のスカートのしたにはもぐりこめて 男性のスカートのしたには、抵抗を感じてしまうのか考えるのではないかって 思ったからです。下手したら足で蹴られることもあるかもしれないし 女性のときとは違ってもっと安全は確保されていない感じなのではないでしょうか。 意外ともぐってみたら、それはそれは居心地がよくて自分の新たな面を 見つけてしまうとか、女性のときと全く感じることが違ってくるんではないでしょう か。 違いを体感してみるというのが重要な気がします。うまくいくかは分かりませんが。 女性は安全で抵抗しないとか、目の前にあったら欲望をむき出しにしていいとか 変なイメージに気がついたらおもろいのではないかと思います。 みんながそんなに深く物事をとらえる必要はないんですけどね。 女性のスカートの下に女性が、とか 男性のスカートの下に女性がって場合はどうなんでしょうか。 また暇な時に考えてみようと思います。 ここまで読んでみてお分かりかもしれませんが男性を喜ばせる気は 私にはありません。ミソジニーならぬ、オスジニーなもので。あしからず。 面白みをうまく説明できたかわからないんですけど、 とりあえずこんな感じです。長くなりましたがこの辺で。 それではまた〜。 +++++++++++++++++++++++++++++ From: 砂山典子 Date: 2006年6月12日(月) 午後2時00分 Subject: 横浜入りしています。 えりさん談の「ドレス着てる男性がそこにいてちょっと入りづらいけど、おずおず入るくらいのほうが〜」ピンッ!と来るご意見だと思います。 そうです、そうですね。 「男性だと入りにくいのは何故か?」というのを考える契機になりますもんね。 固まった考え方を脱出するチャンス、シフトチェンジできる場を持てたら、この作品の意義があると考えています。 「あたりまえだ」と思われてる事に、ついつい「一言もの申す」という態度が私の中にあります。 今回のボランティア応募で、「女性だけ」という形をとる事も可能でした。 しかし、考えてみたら「女性だけ」って、どこからどこまで?境界線がわからなくなっていくばかりです。 私自身、男装アイデンティティーがあるわけだし。 なので、男性も、女装子もゲイもビアンもエトセトラ、ボーダーラインを引きませんでした。 来る者は拒まず。 だからって、誰でも体験形でいくと、また、話が違うので、というのは「座ってなんぼ、」みたいになっちゃいますから。 基本的には、「スカートの下を体験し、考える作業をする。」という事だと思っています。 えりさん談「ストレートの男性が何故すんなり女性のスカートのしたにはもぐりこめて男性のスカートのしたには、抵抗を感じてしまうのか考えるのではないかって思ったからです。」というあたりは、「女性がスカートを履いている」という事が、マジョリティーだからですよね。 あたりまえ」になってるだけのことですよね。 ま、スカートに潜り込むこと自体は、マイノリティーでしょうけど。 ■■むせかえる世界基金■■ 伝説の赤いドレスを目覚めさせ、作家の故郷である横浜に甦らせるために「むせかえる世界基金」を設立いたしました。 ボランティア参加やご寄付など、皆様のご支援、ご協力をお待ちしております。 *ボランティア参加は閉め切りました。 寄付はまだ募集していますので、よろしくお願いします。 -幻のドレスとフレンチビデオアートetc.でむせかえる横浜美術館-■■"un musee parfume": A SULTRY WORLD■■ ■■むせかえる世界基金■■Fund for "A SULTRY WORLD"■■ ・お申し込み/お問い合わせ ■むせかえる世界基金事務局 〒231-0062横浜市中区桜木町3-13大島ビル5FART LAB OVA内 E-mail:musekaeru@excite.co.jp BLOG:http://musekaeru.exblog.jp/ MIXIコミュ<むせかえる世界基金>もあります 関連リンク: □横浜美術館 □横浜フランス月間・2006
by musekaeru
| 2006-06-23 02:05
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